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8.14 環境変数へのアクセス
組込み手続きGET_ENVIRONMENT_VARIABLEが追加されました。 これは従来、F90_UNIX_ENVモジュール中のGETENV手続きを介してのみ利用できた機能を重複して提供するものです。
SUBROUTINE get_environment_variable(name,value,length,status,trim_name)
CHARACTER(*),INTENT(IN) :: name
CHARACTER(*),INTENT(OUT),OPTIONAL :: value
INTEGER,INTENT(OUT),OPTIONAL :: length,status
LOGICAL,INTENT(IN),OPTIONAL :: trim_name
END
これはNAMEで指定される環境変数をアクセスします。NAME中の末尾の空白は、
TRIM_NAMEが存在し且つ値が.FALSE.である場合を除き、無視されます。
VALUEが存在する場合、変数のテキスト値を取得します
(値の長さとVALUEの長さが異なる場合には、必要に応じて空白でのパディング、
もしくは切詰めが行われます)。
LENGTHが存在する場合、値の長さを取得します。
STATUSが存在する場合、環境変数が存在しないときには値1に、
VALUEが短すぎるときには−1に、成功したときには0にセットされます。
特殊なエラー条件によっては他の正の値が代入されることもあります。
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