Keyword: ノンパラメトリック, 検定
概要
本サンプルはマン・ホイットニー(Mann Whitney)のU検定を行うサンプルプログラムです。 本サンプルは以下に示される2つの独立した標本を分析対象とし、検定統計量U、P値等を算出します。
※本サンプルはnAG Toolbox for MATLAB®が提供する関数 g08ah() のExampleコードです。実行にはMATLAB®本体(他社製品)とnAG Toolbox for MATLAB®が必要です。
本サンプル及び関数の詳細情報は g08ah のマニュアルページをご参照ください。
入力データ
x = [13;
6;
12;
7;
12;
7;
10;
7;
10;
7;
16;
7;
10;
8;
9;
8];
y = [17;
6;
10;
8;
15;
8;
15;
10;
15;
10;
14;
10;
14;
11;
14;
11;
13;
12;
13;
12;
13;
12;
12];
tail = ’Lower-tail’;
[u, unor, p, ties, ranks, ifail] = g08ah(x, y, tail)
- x には一つめの標本の値を指定しています。
- y には二つめの標本の値を指定しています。
- tail には計算する裾確率の種類として下側確率 (lower-tail probability) を指定しています。
- 最後に本関数を呼び出す構文が指定されています。
出力結果
u =
86
unor =
-2.8039
p =
0.0025
ties =
1
ranks =
29.5000
1.5000
24.5000
5.0000
24.5000
5.0000
16.0000
5.0000
16.0000
5.0000
38.0000
5.0000
16.0000
9.5000
12.0000
9.5000
39.0000
1.5000
16.0000
9.5000
36.0000
9.5000
36.0000
16.0000
36.0000
16.0000
33.0000
16.0000
33.0000
20.5000
33.0000
20.5000
29.5000
24.5000
29.5000
24.5000
29.5000
24.5000
24.5000
ifail =
0
- u はマン・ホイットニーの検定統計量であるUの値を示しています。
- unor は正規検定統計量を示しています。
- p は裾確率 (tail probability) である P値 の近似値を示しています。
- ranks は一つめの標本のランクと二つめの標本のランクを示しています。
- ifail は関数がエラーを検知しなければ"0"が出力されます。
