Keyword: ダービン・ワトソン検定, 統計量, 有意確率
概要
本サンプルはダービン・ワトソン検定の統計量の計算を行うサンプルプログラムです。 本サンプルは以下に示される10個の残差についてダービン・ワトソン検定を行い、統計量と統計量の有意確率の下限、上限を出力します。
※本サンプルはnAG Toolbox for MATLAB®が提供する関数 g02fc() のExampleコードです。実行にはMATLAB®本体(他社製品)とnAG Toolbox for MATLAB®が必要です。
本サンプル及び関数の詳細情報は g02fc のマニュアルページをご参照ください。
入力データ
ip = int32(2);
res = [3.735719;
0.912755;
0.683626;
0.416693;
1.9902;
-0.444816;
-1.283088;
-3.666035;
-0.426357;
-1.918697];
[d, pdl, pdu, ifail] = g02fc(ip, res)
- ip には回帰モデルの独立変数の数を指定しています。
- res には残差を指定しています。
- 最後に本関数を呼び出す構文を指定しています。
出力結果
d =
0.9238
pdl =
0.0610
pdu =
0.0060
ifail =
0
- d はダービン・ワトソン統計量を示しています。
- pdl は統計量の有意確率の下限を示しています。
- pdu は統計量の有意確率の上限を示しています。
- ifail は関数がエラーを検知しなければ"0"を出力します。
