nAGライブラリでスパース連立方程式を解く

　　Created: 2011/03/01 　Last Updated: 2012/02/02

本ドキュメントではnAGライブラリ に含まれる各種計算機能の中でも比較的利用頻度の高い スパース連立一次方程式を解く方法を説明します。 特にこの分野で多く利用されるスパース行列の格納形式の一つであるHarwell Boeing形式の データを読み込み、利用する方法も合わせて示します。(サンプルのFortranプログラムコードとデータも合わせて示されます）

※本ドキュメントは連立一次方程式についてのある程度の理解があるユーザの方々を対象としています。

このドキュメントが皆様のお役に立てれば幸いです。

• 1 スパース連立一次方程式に関するChapterについて
  • 1.1 Chapter F11で利用可能なソルバールーチン
• 2 Harwell Boeing形式を読み込む方法
  • 2.1 CCS（圧縮カラム形式）からCS(SCS)（非圧縮カラム形式）への変換は簡単
• 3 Harwell Boeing形式の読み込みサンプルコード１（実非対称行列、直接法）
  • 3.1 読み込むデータ
    • 3.1.1 サンプルコード
  • 3.2 実行結果例
• 4 Harwell Boeing形式の読み込みサンプルコード２（複素エルミート行列、反復法）
  • 4.1 読み込むデータ
  • 4.2 サンプルコード
  • 4.3 実行結果例
• 5 その他のサンプル
  • 5.1 Harwell Boeing形式（実対称行列、反復法）のサンプル
  • 5.2 Harwell Boeing形式（実非対称行列、反復法）のサンプル
  • 5.3 Harwell Boeing形式（複素非エルミート行列、反復法）のサンプル
• 6 参考文献等