ランベルトのW関数

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Keyword: ランベルトのW関数

概要

本サンプルはランベルトのW関数を求めるFortranによるサンプルプログラムです。本サンプルは以下に示される入力データxについて関数W(x)の値を求め、出力します。

ランベルトのW関数のデータ　

※本サンプルはnAG Fortranライブラリに含まれるルーチン c05baf() のExampleコードです。本サンプル及びルーチンの詳細情報は c05baf のマニュアルページをご参照ください。
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入力データ

（本ルーチンの詳細はc05baf のマニュアルページを参照）

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C05BAF Example Program Data
  0                                                     : BRANCH
  .FALSE.                                               : OFFSET
  0.5
  1.0
  4.5
  6.0
  7.0D7                                                 : X

１行目はタイトル行で読み飛ばされます。
２行目に実数の分岐を示す値(branch)を指定しています。
３行目にxが−exp(−1)からのオフセットとして指定されているかどうかをを示すパラメータ(offset)を指定しています。この場合はxはオフセットではなくランベルトのW関数W(x)の引数であることを意味しています。
４～８行目にW関数W(x)のxの値を指定しています。

出力結果

（本ルーチンの詳細はc05baf のマニュアルページを参照）

この出力例をダウンロード

 C05BAF Example Program Results

 BRANCH =   0
 OFFSET = .FALSE.

         X           W(X)     IFAIL

    5.00000E-01   3.51734E-01     0
    1.00000E+00   5.67143E-01     0
    4.50000E+00   1.26724E+00     0
    6.00000E+00   1.43240E+00     0
    7.00000E+07   1.53339E+01     0

３行目には読み込まれた分岐を示す値が出力されています。
４行目には読み込まれた、 xがオフセットかどうかを示すパラメータが出力されています。
８～１２行目にランベルトのW関数の引数xとW(x)の値が出力されています。

ソースコード

（本ルーチンの詳細はc05baf のマニュアルページを参照）

※本サンプルソースコードは科学技術・統計計算ライブラリである「nAG Fortranライブラリ」のルーチンを呼び出します。
サンプルのコンパイル及び実行方法

このソースコードをダウンロード

    PROGRAM c05bafe

!      C05BAF Example Program Text

!      Mark 23 Release. nAG Copyright 2011.

!      .. Use Statements ..
       USE nag_library, ONLY : c05baf, nag_wp
!      .. Implicit None Statement ..
       IMPLICIT NONE
!      .. Parameters ..
       INTEGER, PARAMETER              :: nin = 5, nout = 6
!      .. Local Scalars ..
       REAL (KIND=nag_wp)              :: w, x
       INTEGER                         :: branch, ifail, ioerr
       LOGICAL                         :: offset
!      .. Executable Statements ..
       WRITE (nout,*) 'C05BAF Example Program Results'

!      Skip heading in data file
       READ (nin,*)

       READ (nin,*) branch
       READ (nin,*) offset

       WRITE (nout,*)
       WRITE (nout,99998) 'BRANCH = ', branch

       IF (offset) THEN
          WRITE (nout,99997) 'OFFSET = .TRUE.'
       ELSE
          WRITE (nout,99997) 'OFFSET = .FALSE.'
       END IF

       WRITE (nout,*)
       WRITE (nout,*) '        X           W(X)     IFAIL'
       WRITE (nout,*)

DATA:  DO
          READ (nin,*,IOSTAT=ioerr) x

          IF (ioerr<0) THEN
             EXIT DATA
          END IF

          ifail = -1
          w = c05baf(x,branch,offset,ifail)

          IF (ifail<0) THEN
             EXIT DATA
          END IF

          WRITE (nout,99999) x, w, ifail
       END DO DATA

99999  FORMAT (1X,1P,2(1X,E13.5),1X,I5)
99998  FORMAT (1X,A,I3)
99997  FORMAT (1X,A)
    END PROGRAM c05bafe

Fortranによるサンプルソースコード : 使用ルーチン名：c05baf

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出力結果

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